命を無駄にしないために、わたしが中絶で学んだこと

私は高校時代、とても辛い経験をしました。とはいえ私の責任でもあり、考えが甘かったことで招いてしまったことなのです。

私には高校生のときお付き合いしている彼がいました。彼は今考えると遊び人のような性格の人だったので、避妊に対してもあまり積極的ではありませんでした。
私もその当時は彼のことが本当に好きだったので、避妊を拒否されても「まぁ大丈夫だろう」といった気持ちで身体を許してしまっていたのです。
その彼と付き合って半年ほど経ったころ。なんだか吐き気がするな~と思い、病院へ行ったところ、まだ高校生であるにも関わらず妊娠が発覚してしまいました。
予想外のことだったので私は戸惑ってしまい、思わず病院で泣き出してしまったほどです。まだ未成年だったのでもちろん親にも知られてしまい、私の母も動揺していました。

母とも相談し、まずは妊娠したことを当事者である彼に相談することに。彼に相談したところ「俺、親になるの無理だわ」と言われてしまったのです。私はとてもショックで、泣いてばかりの毎日でした。
ですが決断しなくてはいけないときはやってくるんですよね。経済的な理由や学生だということ、いろいろなことを考えた結果、赤ちゃんは堕ろすことになったのです。
手術は入院することもなく日帰りで受けることになりました。中絶の手術ってこんな簡単に終わってしまうんだという虚しい気持ちと同時に、なんてことをしてしまったんだろうという後悔で帰ってから大泣きしたことを覚えています。

中絶後は結局その彼ともうまくいかずに別れてしまいました。私にとってとてもショックな出来事でしたが、これもすべて自己管理の甘さだと思っています。
現在は違う人とお付き合いしていますが、もう二度とあのような辛い思いをしないよう、経口避妊薬を服用しています。
失ってしまった命はもう戻ってきません。ですが、少しでも私のような人がいなくなるように女性のみなさんに伝えたい経験です。

「20代女性 フリーター」